スコヤカ・カロヤカ・ナントカ

ぶつぶつ ひとりごとに おつきあいください (●´ω`●)

ペンギンの復讐

今日も寒いです。
こんな寒い日が出社日に当たってしまったベジオ。
ありがたい・・・と思いながらも
ひとりになった家ん中で のーんびりするぞ!と にんまり。


ここのとこ カラダ関係の話ばかり。
毎日 特にこれといった盛り上がる話もないからねー。


ってことで 今日は過去の失敗談でも。


母の通い介護の頃は
午前の仕事を終えて家に戻ると ささっと昼ごはん 立ち食い。
同時進行で夕食作って 
母がディサービスから戻る時間にあわせて実家に運ぶ。
夕方の仕事は 実家の近くだったので 
仕事の日は ワンコと晩ごはんを実家に預けて仕事に行く。
そんな日がずっとだった。
で 隙間の時間 無料ゲームにハマった。


ペンギンが舟で大挙押し寄せてくる。
私の陣地に迫ってくるのを ひたすら攻撃。
雪合戦という名のゲームだけど 火の玉を投げたり クマの足で踏みつぶしたり。
中には 人相の悪いペンギンもいて
容赦なく 攻撃・攻撃。
マウスでクリック。連打・連打。
休みの日は どはまり。
時間があれば 無言で ペンギンたちを攻撃した。
クリアの喜びとか 達成感もさほどないのに 次々と倒していく。


あれは 軽く依存症だった。
そんなこんなしているうちに
私の右手は壊れ ばね指になった。


アホ。


指が まっすぐにならない。
ゆっくり 痛みに耐えて伸ばす。
寝てても 無意識に指が動けば激痛で 飛び起きる。


自然治癒も期待できず 整形外科で ヒアルロン注射を打つことになった。
先生も看護師さんも口をそろえて「イタイよ、これ」といった。
本当に痛かった。
手のひら 中指の下あたり 硬いところ(多分腱)に針をさして ゆっくり液注入。
針をさされるのも 液注入も かなり痛かった。
これを打つと しばらくは状態がよくなる…って言われたのに
1週間もしないうちに すぐにまた痛くなる。
どんどん 痛みぶりかえしのインターバルが短くなった。
数回 この地獄の注射をうったあと
結局手術をすることになった。


手術は大したことはなかった。
出血はちょっとあったのかな。
麻酔打って 手のひらのシワに合わせて2センチ程ほど切開。腱を切って 縫合。
そのあと 椅子に座って点滴。
点滴終了後 痛み止めをもらって 帰宅。(という予定)


・・・のはずが
点滴が漏れてしまい 私の腕は あやしく腫れてしまった。
ひょえー。
わちゃわちゃと看護師さんが処置しているうちに 
なんと今度は 麻酔が切れてしまい 急にびっくりするほどの激痛が。
泣きはしませんでしたよ、大人なので。
でも めちゃめちゃ痛くて パニックになった。
小刻みに足をバタバタ動かして 歯を食いしばって。
調剤薬局のおじさんがすっとんできて 点滴中の私に痛み止めの薬を飲ませてくれた。
飲んでもすぐ治まるわけなく 激痛のまま ベジオの車で帰った。


(ばね指手術の患者さんは 自分の運転で来院しますよ、なーんて 聞いたけど ないわ。
                         あの状態で運転してたら事故る。)


もう懲りました。
ストレスをゲームにぶつけるのは 止めた。
ばね指も ヒアルロン酸注射も 麻酔切れも 
あんな痛いことは 勘弁。
母の認知症がだんだんと進んだこともあって 夕方の仕事も辞めた。



病院で「更年期の女性は ばね指要注意」って書いてあるプリントをもらった。
時間ができて 趣味に没頭で指酷使、とか
孫のお世話で 手を酷使、とか。
私は 「ゲームのやりすぎ」って 恥ずかしくって言えんかった。
「PCの仕事が集中しちゃって 指を酷使しました」って
大嘘を言いました。
ははは。


今は 脳トレのような のんびり平和なゲームを ほんのちょっとだけ。
健康を害するような遊びは あかんです。