スコヤカ・カロヤカ・ナントカ

ぶつぶつ ひとりごとに おつきあいください (●´ω`●)

旅の話 ③ちょいと奈良へ・いよいよ始まる

二月堂は東大寺の敷地内。
せっかくなんで 数年ぶりに大仏様にご挨拶を。

正面は修学旅行生で大賑わい。なので後ろ姿を。

有名な 柱の穴くぐりは コロナ感染予防のため 塞がれていた。
大仏様の鼻の穴のサイズと同じで 
別名「鼻の穴くぐり」っていわれてるらしいけど
一度もトライしたことがありません!!
(ひーひーいってる人をみたことは・・・ある )


ここで 一旦 妹とは別行動。
私は 気になる二月堂へ 状況偵察へ。


****


修二会は19:00開始。
まだ 大丈夫だよな~と思いつつ ついつい速足に。

14:50 二月堂 到着。
竹の柵が 張り巡らされている。
(なんだか 時代劇でみる 磔の刑場のようだ)
コロナ感染予防ってことで 人数制限があるらしい。
そして この手前に なんともう 20人近くの列が!!!
ひょえ~💦 もう~? (@_@;)
まだ 4時間前だけど・・・・ 私も並びますよ、そりゃ。
カメラジジィ愛好家のお兄様の後ろ ちょうど スロープがあったので
荷物を置いて 陣取りです。
見渡すと 私のようなミーハーは数少なく
みなさま 顔見知りのカメラ愛好家のグループがいくつも。
3月1日。修二会 初日ってことで みなさん熱いね~。
黙って座っていると みなさんの話が聞こえてくる・聞こえてくる・・・。
武勇伝やテクの披露とか お互いの褒めあい。
はぁ これ ずっと聞かされるんかい…💦


そのうちに お隣のカメラジジィお兄様が お声をかけてくれたんで
目的は撮影でなくて 火の粉を浴びに来たって話した。


お兄様情報で


①建物手前 柵手前の最上段、火の粉スポットにまっしぐらに向かうこと
(前にならんでるカメラマンは 多分そこを狙わない)
②*左奥だと 階段を上がるお松明の火と 
 最初に手すりの縁に ガンってお松明を乗せる時の火の粉が見える。
*手前右だと お松明を 最期に縁の上でグルグルガンガンまわす時の火の粉が見える。
 こっちのが 火の粉の量は多い。
ただし!
火の粉で 服に穴があくよ!ウインでブレーカーなんて すぐにやられるよ。


大丈夫です。
火の粉対策に でかいショールにニット帽、ばっちりです!
目指すは 右端っこ!
どうせなら グルグルガンガンの火の粉をたっぷり浴びるのだ!


お兄様 情報ありがとう。
情報料ってことで 肩ぽんぽんや肘つっつきは 許す。


*****


散策していた妹と合流。
交代で近辺を散策。
まだ 二月堂に近づけるので 階段を上がってお参りと御朱印を頂きに。

この階段から お松明はあがり

 

ここを かけてくる。ちょっと胸アツ。

上からはこんな眺め。


二月堂の中から お経の声と 堂内を走る下駄(行)の音がする。
複数の低い声のお経は どこか音楽のよう。
不思議と 手を合わせたくなる。
周りの参拝者も同じ。なんだろう この感覚。


*****


奈良の夜は冷える!って聞いてきたけど
この日 本当にあったかくって 上着いらず。 
待ってる間は まぶしい西日をずっと浴びていた。
水分補給をしながら
17:00 ようやく 柵内に案内された。
ここからは 速いモン順!目指すは 上段、右端っこ。
階段をあがって 一目散。


上段に一列 ヒト1人が立てるような幅の通路、
その後ろは傾斜、傾斜の下は わりかし広めの平らなスペース。
後から来た人も 上段で見たくて 隙間を狙うんだけど
ヘタに詰めたり譲ったりすると 自分が 傾斜におちてしまうかも・・・
なので 陣取ったあとは でーんと座って 時間を待ちました。
傾斜に陣取った人は 2時間 立ったり座ったり。
もはや 根性。


あぁ 夕暮れ。
まだ 2時間近くあるよぉ。

二月堂の 真上に月 その時間を待つ。

さすがに少し冷えてきた。
薄いダウンコートの上にウィンドブレーカー、火よけのショールを妹と被る。
ニット帽を深くかぶり メガネ、マスク。
準備万端だ。