スコヤカ・カロヤカ・ナントカ

ぶつぶつ ひとりごとに おつきあいください (●´ω`●)

こっちの ぐだぐだは うまいです。

最近 お鍋登場回数が増えました。
使った昆布を取っておいて
冷蔵庫のなんやかやと一緒に 煮ます。


特売椎茸、特売ちくわ 余ったコンニャク 冷凍アゲ
切って テキトーに ぐだぐだ 煮る 

先週のぐだぐだ煮。
私のご飯のお供 定番 茶色いおかず。


まぁ ちくわを入れると なんでも美味しい。
ちくわラバーです。



***


父方の実家は 田舎の古い風習にガッチガチに縛られた家だった。
男尊女卑もいーとこで 私はかわいがられた記憶がない。
跡継ぎのおじさん(父の兄)は 横柄で ケチくて
おばさんは 無口。
おじさんが 黒いものを白っていえば おばさんも白っていう。
そんなおばさん。
愉しそうな顔 見た事なかった。


なので
父に連れられて 実家にいっても 
なーんも面白くなかった。
でも ご飯は美味しかった。
特に おばさんが作る 昆布がとろっとろに煮えた五目煮。
これが 母のよりも ずっとずっと美味しかった。
魚や押しずし、エビフライ
いろんなものを食べたけど これが 一番好きだった。


おばさん
舅、姑 尽くして(こき使われて)世話して 看取った後
長い間 病気で寝たきりに。 
おじさん 愛人をこさえて 勝手し放題
(えー⁉あの年で~?と ドン引きしたよ)


おじさん ぽっくり死んだあと 
おばさん ゆっくり亡くなった。


おばさんの人生
愉しかったのかな、幸せだったのかな、おもろかったのかな。
昆布を煮ると おばさんを思い出す。


・・・・あ。懐かしむとか そういうは なし。


やっぱ おばさんの思い出といえば
こっちだな。


まだ おばあちゃんが生きていた頃
(おばあちゃん ほぼ 寝たきり)
私の結婚が決まって 報告したら
おばあちゃん
「おまえの結婚祝いに10万円やるからな 
○○(おばさんの名前)に預けとくからな
naruに10万 やっとくれやな」
って おばさんに言った。


私が結婚する前に おばあちゃんは あの世に。
そして お約束の10万は・・・・・


ありゃ どーなったんだ?
もらってねーよ。


おばあちゃん あの世に持って行ったんか?
報告の時 もらっとけばよかったよ。