スコヤカ・カロヤカ・ナントカ

ぶつぶつ ひとりごとに おつきあいください (●´ω`●)

妹と観る映画

先月 妹と人生はじめて2人で映画にいった。


私たち姉妹は ここ数年いろいろあったけれど
母の入院から死をきっかけに お互い歩み寄っている。
歩み寄ったというより 最初 私が 橋をかけたかな。
で 橋の真ん中まできて 説教して 妹の腕をぐいぐいひっぱった、かな。
「母が亡くなったら縁を切りたい!」とまで思った, けれど
妹には妹の気持ちや生活 あれこれあったんだろう、って
今は 思える。
(あー。相手の気持ちがわかる私は 悲しいオトナではないな^^)


で 妹に誘われて いったのが
「いのちの停車場」 吉永小百合サマの映画。
昨年の上映予定が今年になって 
在宅医療とか看取りとか 私たち姉妹には ちょっとタイムリーな感じ。
コロナが蔓延してから 映画館に行かなくなってたけれど
妹に誘われてるのに 断るのもなんだし、
ぶっちゃけ タダのチケットにつられてしまったのだ~💦


映画は・・・。


まぁ みなさま ご存じかと。
よい映画だったと 思います。
映画ツウではない私の感想としては
あぁ 吉永小百合サマ。何をやっても 小百合サマ。
吉永小百合演じる○○役と スクリーンで出会うか。
○○役演じる吉永小百合と スクリーンで出会うか。

よいも悪いも 小百合サマ主演ありきの映画?のような。
あー。こんなこと書いたら炎上だな。
美しいって 罪なのです。ある意味厄介なのです。


母のことと重ねて号泣するかも・・・ なんて言ってた妹も
「あんまし 泣かんかったわ」と。
私も 子どもの死のところは ちょっと泣けたな。
でも いくらなんでも 松坂桃李、もうすぐ死にそうな子にあれは ないな、
(松坂桃李にいってもしかたがないね。) 脚本家の方に聞きたい。
映画では ファンタジーは あり? でも 私は ここんところ わからん。
ぐっと見入っていたのに ひゅっと「あかんやろ」と 一瞬現実に戻ってしまった。
(そこがよかった、という友達もいた。私はきっとひねくれた人間なんだ…と 思った。 ちーん💦)
でも 演技はとてもよかった。悩み成長する青年を表現してたと思う。
それと 冒頭数分の映像も いらんのじゃ。
それから 途中のカメラワーク 揺れてるような感じで 酔った・・・。
(私 年取ったからかなー)
・・・・と 映画ツウではない私の感想です。
美しい映画でしたよ。評価は分かれると思います。


そん中 一番度肝を抜かれたのは
吉永小百合の父親役 田中泯!
なんと 吉永小百合と同じ年 76才~!!
娘を演じた小百合サマもすごいけど 
父親を演じた 田中泯!
すごすぎる!
後半 迫真の演技に こわくてドキドキした~


恐るべし 田中泯

(画像 お借りしました)

いろんなドラマ 映画でご活躍。俳優で舞踏家。(←ここの活動は よく知らないのですが)
私の一番好きな役柄は 「鎌倉物語」の貧乏神様。愛らしい~^^