スコヤカ・カロヤカ・ナントカ

ぶつぶつ ひとりごとに おつきあいください (●´ω`●)

アナタも タメ なのね

日曜朝のルーティーン
8:00 BS朝日で 石丸幹二さんと ご一緒する


「題名のない音楽会」


子どもの頃から 放送されてた番組。
初代司会者の方が苦手だったし(お子ちゃま的には)
父なぞは こういう番組をみるべし、みたいな感じだったけど
あまり興味が薄かった記憶。


2000年から 司会者は 羽田健太郎さん
柔らかい 素敵なピアノを弾く 
ユーモアがあって 可愛らしい おじさま(ちょっとファンだった)
番組が ぐっと身近になった。
ピアノは途中でやめちゃったし 詳しくはないけれど
クラシックは 好き。
相変わらず ばたばたしている日曜の朝だったけど
見だすと 愉しい。来週が愉しみになった。


その後の司会の 佐渡裕さんも 素晴らしかった。
司会ぶりもいいけれど 指揮をされてるお姿が とても魅力的。
この頃になると リビングのTVチャンネル争いもなくなり
段々 ゆったりテレビ視聴ができるようになったかな。


そして 今は 石丸幹二さん
今までの音楽家の方とは ちょっとちがうタッチ。
(もちろん 歌もうまいし 楽器も演奏できるけど)
なんとなく わくわくしてる感じが 普通っぽくって 親近感。


***


私 今年 60チャイ カンレキですの (●´ω`●)
新幹線も 浅草寺の阿吽像も かっぱえびせんも 今年60チャイね
そして この 「題名のない音楽会」も 同じ年なんだって。
すごっ。
随分 長寿番組・・・って いったら 
あぁ 私も そんだけ長生きしてるって話だね。


で 先々週から 2週にわたって 
番組に縁のある音楽家の方々が 心に残る名演奏の場面を紹介するって内容だった。
若かりし頃の 坂本龍一さんが 
初代司会者を前に やや恐縮しながらインタビューされてる場面や
「大きいことはいいことだー」の山本さんの指揮の姿も流れたり



特に感動したのが 服部隆之さんのお話。


ミッシェル・ルグランと 羽田健太郎さんが
2台のピアノを向き合って弾きながら 交互に指揮をして
名曲「シェルブールの雨傘」を演奏する そんな回を紹介されてた。
(あー。私 この回見てなかったなぁ。)


羽田さん、ルグラン お2人とも 幸せそうなお顔で演奏されてて
なんともいえない豊かな空気感が TVから伝わってきた。
素晴らしくって 胸アツ。涙がじわった。
服部氏も涙を流していた。
「だって お2人とも もう 亡くなってしまってるんだもん」
(みたいなことを言ったような・・・)
ほんと それ。
そう思うと なんという貴重な映像!
あぁ 音楽は生き続けるね。心にも 記憶にも。


あとね。


番組で すっごく不定期だけど 
視聴者の夢を叶えるみたいなコーナーがあって
ショパン国際ピアノコンクールで2位受賞された 
反田恭平さん(「光る君へ」の演奏されてるね)も 中学時代 出演
オーケストラの指揮を経験させてもらったんだって。
その映像も流れた。
すごいなぁ この番組。
この経験が その後の音楽人生にも影響したって話されてた。
視聴率とか わからないし 正直地味かもしれないけど
存在価値のある番組だって思った。


せっかくの 昭和39年生まれ同士なんで
60周年 70周年・・・と 続けていただいて
一緒に長寿を競いたいです。
私が先にボケても 耳だけは大丈夫な気がするっ (●´ω`●)♡


***


歴代の司会者って どんな方だったのか?って調べたら
なんと 武田鉄矢氏の名が・・・。
えー!?知らなかった~。
(想像つかん)