スコヤカ・カロヤカ・ナントカ

ぶつぶつ ひとりごとに おつきあいください (●´ω`●)

50代。真昼のダッシュ

息子のオンボロ車が 壊れた。
修理には ひょえー!という金額。
残業ゼロの ビンボーくんには 痛い。


ベジオに内緒で こっそり ママ給付金3万をあげた。
「じゃぁ。これ 今月の返済に…」と
1万返してきた。
(息子は ママローンという名の借金をしている)
「助かった。ありがてー」といって 帰っていった。


あ。
おみやげの 今夜のおかず、一品 忘れてるぞ!
玄関でて 下をみたら まだ 近くを歩いてる。


エレベーターを待ってる時間はない。
非常階段を だだだだだだだだだーーーーっと かけ降りる。
息子の名前を呼んでも気づかない。
おーい。はぁはぁ・・・。
息が上がって 大きな声がでない。
結局 階段かけ降りて 30Mは 走った。
車に乗る前に 渡せてよかった。


「かーさん、ケータイに電話かければ よかったのに。」


あ・・・そーだ。そーだ。その手があった。
ま、気を付けてね。ばいばーい。


息子を見送った後
ママローンの返済 今じゃなくてもよかったのになぁ。と
返してもらった1万円をしまったポケットに手を入れた。



え?
ない!はいってない!
落としたか?
マジかーーーー!?


そこから 元来た道を逆走 猛ダッシュ!
誰かに拾われる前にーーーーーー!!!


もちろん、非常階段 駆け上り!
ぜぃぜぃぜぃ・・・。


1万!どこだ!1万!さがせ!
1万!1万!1万・・・。





ないじゃん!と ふらふらでリビングに戻ったら
テーブルの上に 1万円が おいてあった・・・。



はぁ。
50半ばで この おっちょこちょい。
もう 脚は がくがく
吐きそうでした。



でも よかったよーん。
うちにいてくれて よかった 諭吉さま。


もう少し 落ち着いて生きていこう。