スコヤカ・カロヤカ・ナントカ

ぶつぶつ ひとりごとに おつきあいください (●´ω`●)

あとまわしせず (映画を観に行く)

昨日は 午前の用事が昼すぎまで ずれこんでしまった。
(ベジオ!出発 遅いんだもん イラッ)
はらぺこで 1時前 ようやく 朝ご飯ダス。


なんだか 疲れたなぁ。
最後の用事 ベジオ ひとりで済ませればいいのに・・・って思っても
最近 私の「よからぬモノ関連」につきあってもらってるから そうも言えず。
(こうみえて あれこれ 気を使う ヨメ)


この日。
映画 会員day。1100円。
おととしあたりから 気になってた映画を観に行くつもりだった。
でも なぁ。
なーんか 疲れてるし この間の検査で切開したあたり 痛いし。


またにする? まだ 公開期間にちょっと余裕はあるし・・・。


お出かけ疲れで すでにベジオは爆睡中。
私も ゴロゴロするかな・・・。
ソファーに足を投げ出して 一瞬 ゴロゴロ体制に入って。


やっぱ!行く!
行った方がいい!!
この先 どんな予定が入ってくるかわからんもんね。
(楽しい予定も そうでない予定も)
ネットで席を押さえて LINEで「映画に行く」とベジオに送っといた。


*****


「峠 最後のサムライ」  主演 役所広司 松たか子
なんと 3回の延期を経て ようやく公開。
原作は 司馬遼太郎。


予告の「坂本龍馬と並び称された ‘知られざる英雄‘ 河井継之助」とか
「命なんざぁ 使う時に使わなければ  意味はないっ!」のセリフに惹かれて。


時代は明治維新  
長岡藩の家老 河井継之助の最後の一年を描く。
新潟の偉人と賞賛されるも 長岡藩を荒廃させた張本人 などと非難されたり。
知られざる英雄・・・ 無知な私は 存じてませんでした。



映画通でない私の感想としては・・・(ネタバレしない程度に)


映像は美しく あおるほどのドラマティックな演出も多くなく
落ち着いて観れた2時間。
役所広司主演なので 安定の内容。でも
う~ん。でも どこか ちょっと ちょっとだけ もの足らない感。
なんでだろうなー。
以前観た 「蜩ノ記」(監督も同じ小泉堯史)の方が
なんだか心に残る。


和平実現のための「小千谷会談」
薩長・土佐と長岡 どちらとも 聞き取りやすい わりと標準語に近いコトバ、
聞いてる分にはわかりやすいけど ちょっと迫力に欠けるような気もした。
土佐藩軍艦役 吉岡秀隆 
好きだけど ちょっと 役所広司との対峙に負けてる感あるなぁ。
なんだか オトナと若造みたい・・・って思ったけど
あとから調べたら 事実 2人には18才の年齢差があったようだ・・・。
ならば このシーンは 間違ってなかったってことか。
(でも なんかちがうなぁ 吉岡秀隆。血気さかんな土佐藩士ならもっとギラギラしてても?←私の個人的感想)


役にマッチしてないっていうか・・・。
冒頭 慶喜役で でっくんが登場。
長々と大政奉還を家臣に語る。
う~ん。
(プライベートのイメージが 役の邪魔をするってことは 観てる私が未熟?本人の演技が未熟?)


役所広司と松たか子。継之助とおすが。
2人のシーンは 夫婦の慈愛に満ちてて ここはさすが、という感じ。
継之助の人柄を表す よいシーンが多くありました。
それから
焼野原に孫を抱く老人(山本學さん)
セリフはないけれど 無力感、悲しみを表す姿。なんという存在感。
心に残りました。すばらしい。


****


家に帰って ネットで 河井継之助のことを おさらい。
なーるほど。(どんな人物か もちょっと知ってから観ればよかったかもなぁ)
妻(すが)を めとって10年。そろそろ跡継ぎが…という母上のセリフが耳に残ってた。
河井継之助 42才。
なら ちょっと役所広司が演じるには お年召しすぎ…かも。
(吉永小百合現象・・・名優は年齢を飛び越えるっていうやつ)


そんなことはおいといて


「闘わないために戦った」 河井継之助。
勉強になりました。
「最後のサムライ」とあったけど
ラストサムライとは ちがいました。
忠義に厚く 思慮深く 
民や地元への愛にあふれた 未来に目を向けた サムライでした。


観たいなぁって思った映画を
映画館で観ることができて よかった^^
(好きなこと やりたいことは あとまわししちゃぁ いかんってことで)


*****


7/9 映画 その他 よかったぁ。3つ
* 松たか子 ナレーションの声。盆踊りを踊る動き さすが!
* エンドロールに流れる 石川さゆりの歌 響いた~。(もう一度聴きたい)
* 従僕役の 永山絢斗 地味でおさえた演技。よかったです。