お盆中　仏様にあげるお経は　なぜか私の役目。
木魚をたたいて　～まーかーはんにゃー・・・～とやると
兄や妹が後ろに座りだして　手を合わせる。
「naruは　うまいなー」と兄がいうので　ちょっと気分がよい。

母が生きている頃から　木魚たたいてお経を唱えるのは私の仕事。
目が見えない母は　一緒に唱えて　最後に　ちーん・・・と。
うまく打てなくって　タイミングを外すのも笑えた。
（あー、いい思い出だ）
母に「今日は　うまかったね～」とか褒められると　うれしかったし、
声をだして　お経を唱えるのは　意味はよくわからないけれど
気分がいい。
間違えても　へっちゃらだし。

久々に人（兄）に褒められていい気分になったので　
なんとかが木に登る？
写経でもやってみるか～？！って　ヤル気がでちゃって　
ついでに寄った100均のお店で　探してみた。

本当は　般若心経の写経をしてみたかったのだけど
これしかなかった。
ま、はじめの一歩で　思い立ったが　ﾅﾝﾄﾔﾗ～
気持ちが冷めないうちに…と買ってみた。

「はじめに・・・」と　
写経について　あれこれ　説明書きが。
「文字を丁寧に落ち着いて書く行為自体に　リラクゼーション効果がある」
とあった。（なるほど）
私はクセ字で　あまり縦書きはうまく書けないけれど
「まず書いてみることが大切」とあったのが　うれしい。
今週は予定もないので　夏休みの宿題のように　机に向かおう！

「写経の心得」をよんだあと、最初に出てきたのが

「懺悔文」・・・？初めてみた。
下に現代語訳があった。

①　私が　過去に行った数多くの悪業は・・・
②　すべて遠い過去からの　欲望や怒りや愚かさが　原因です。
③　それは、身体や言葉、心から生み出されたものです。
④　私は、すべてを今、懺悔します。

ひゃー。
重～い💦

「数多くの悪業」って・・・　
私　そんなに悪業は　まだしてないぞぃ・・・。
それに　すごい訳だ。
でも　
「悪業は　身体や言葉、心から生み出された　欲望・怒り・愚かさから生み出されたもの」
ってのいうのは　その通りだ。
深い・・・深いぞ、懺悔文。

今日は　ペンと筆ペンで　この懺悔文を何度も書いた。
久々の筆ペンは　うまく書けず、
へったくそー！と　しみじみ。
これから毎日書けば　少しは上手になるでしょうか。
それにしても　100均の教材って　すごい。