スコヤカ・カロヤカ・ナントカ

ぶつぶつ ひとりごとに おつきあいください (●´ω`●)

ココロがちくっと痛む家事

昨日に引き続き 今日も針仕事をしています。
今日は 2つ。
母の冬のコートの裏地の補修。
サテン生地で 脇から大きく裂けているので 縫うのに苦労。
まだまだ 外出は 施設の周りの散歩ぐらい。
冬も 暖かい日はコートを着て 楽しく歩いてくれると よいな。
コートをしまう頃は、 私と外出できるかなぁ。
・・・などと 思いながら、 次の作業。


私のパジャマのゴムの取替。
この ゴムの取替 20年以上たっても 忘れられないことがある。


長男は 小さい頃 やんちゃだった。
私と次男が お風呂に入ってた時 長男は なにか やらかしてしまったようで
ベジオに 激しく叱られていた。
(昔は ベジオは すごく怒る人だった。しかも 子どものしかり方が ヘタ)
パジャマ姿の長男は べそをかいていた。
パジャマのズボンが下がり気味で 叱られながら 何度も ズボンをあげていた。
その時 ベジオが
「パジャマのズボンぐらい ちゃんとはけ!」と 大声で言った。
あまりの怒りように 長男は 
「ごめんなさい」って ふるえながら泣いていた。


あ!っと思った。


パジャマのゴム ゆるかったの、わかってた。
取替用のゴムをきらしてしまい、直すのを 先にのばしてしまっていた。
ズボンのゴムがゆるいのは 私のせいなのに
あの子のせいじゃないのに
そんな風に 大声で 怒らなくってもいいじゃんね。


そのあと きっと なんとかベジオに言い返したと思う。(なんて言ったかは 忘れた)
泣いてる長男をだきしめて 私も泣いた気がする。
泣いてる長男の姿と「ごめんなさい」の声は
20年以上たっても  忘れられなくって
ゴムを取り換える度に思い出して ちょっと心が痛くなる。



そんなことは ベジオも長男もすっかり忘れているんですが・・・ね。



先日 ベジオのパジャマのゴムの取替をしてる時に
ベジオに この話をした。
「えー?そんなことで 大声だしたかー?」だって。



フン。出したわさ!
むかつく。



私は 死ぬまで忘れんからね。