スコヤカ・カロヤカ・ナントカ

ぶつぶつ ひとりごとに おつきあいください (●´ω`●)

ひやりとした話 ①(旅先編)

私は 旅行!となると 前日はうれしくって なかなか寝付けない。
そうすると
旅行当日の夜 早い時間に眠くなる・・・。
(すごく 残念)
早く眠ると ヘンな時間に目が覚める。
こういう時 なにか 妙なことが起きる。


19才の夏。
高校の同級生たちと 長野県の高原にある観光ホテルに行った時の事。

山は暗くなるのが早くて チェックイン時は もう 暗くなっていた。
部屋は 山側。

カーテンと窓を開けたら すぐ 薄暗い木がわーっと見えた。 
裏山側 ぎりぎりにあるような部屋だった。
ただただ うっそうとした木 しか見えない。
何にも見えなくても いーよねー。
朝はやく出発だし!
カーテン閉めとけ~。
な~んて。 (若い時は景観にかけるお金なし!宿の楽しみはお喋りだから…。)


温泉につかり ご飯を食べて 部屋で布団に寝転ぶと
みんな おしゃべり わいわい。
私は・・・やっぱり 早々と眠くなった。


夜中の2時か3時か。
例のごとく 目が覚めた。
友だちも眠り 私ひとり じーっと目を開けて横になっていると



窓の下の方から お経が聞こえてくる。
・・・・・
こんな真夜中。
窓の向こうは すぐ 山。お寺も民家もなし。

あっても こんな時間 誰が お経なぞ あげる?
どーいうことさ・・・。
友だちはみんな 起きない。
窓を開ける勇気もない。


こえーよー ;;


ぶるぶる震えて 布団をかぶった。
震えているうちに 眠ってしまった。


朝になって みんなに話した。
「寝ぼけてるだけだよー。」と みんなに笑われた。
朝ごはん前 ホテルの周りを散策したら
ちょうど 泊った部屋の下近く
古い小さなお堂?祠が ぽつんとあった。


ひょえー。


とっとと 朝ご飯をすませて チェックアウトした。